Day4 : 8月31日

1:45起床。ご飯を食べて2:40出発。
昨日ガイドと打ち合わせした時間よりも遅いが、
他のグループに比べると、早い出発だった。
当然のことながら外はまだ真っ暗だが星が綺麗。

2時間ほど登ると樹林帯が切れる。
ここからは月明かりと奇岩の景観が幻想的かつ圧倒的に目の前に広がっていく。
実はこの景色がこの登山のハイライトだったかもしれない。
半月だったが月明かりが明るく、ランプ不要で歩けるほど。

樹林帯を過ぎて、最後のゲートを過ぎるとあとは単調な登りが続く。
ゆっくりと早くなりすぎないように、ペースを出来るだけ乱さずに登る。
最後のゲートを過ぎたあたりで富士山よりも高い3800Mほど。
ゆっくり登っても空気が薄いため息が切れる。
そしてここからはさえぎるものが一切なくなり風があたるようになり肌寒い。
だんだん空が薄ら明るくなり始め、焦りを感じるがペースだけは乱さないように気をつけて歩く。


5:40ごろ、4018Mのキナバル山頂(ローズピーク)に到着。
これよりも高い地域に行ったことはあるが、自分の足で登りきったのは初めて。
空気が薄くて苦しかったせいもあり、達成感も大きい。
20分ほど待っているとご来光を見ることが出来た。
周りの景色が朱に染まっていく、自分の後ろを見ると影キナバルも。
小屋で水筒に入れてきたホットカフェオレが美味しい。


間もなく夜明け

下りはいろんなところで立ち止まりながらキナバルの景色を楽しむ。
キナバル山はべたっとした岩山で、なんとなくとらえどころがない山体をしている。
日本では見れない、不思議な風景の中を緑の樹林帯めがけて、下っていくのは爽快!




雄大な景色を楽しみながら下山


道標


夜明けから2時間ほどで既に雲が湧きあがってきている


登っている時には暗くて撮れなかった写真をあちこちで撮りながらゆっくりと小屋まで降りる。
山頂から小屋まで約3時間かかった。
この間にすでに雲はしたから沸くように上がってきて、小屋の到着時には
すでに山頂を見ることは出来ない。
小屋で今日2回目の朝ごはんを食べて(これも料金に含まれています)、30分ほど休んでから出発。
ここからは登山口まで同じ道をひたすら下る、山頂からの高低差だと1日で約2300Mを下ることに。
イメージは6KMを4時間だけど、これはけっこういいペースで下ったときだと思う。
とにかくひざや足首を途中で痛めてしまったら大変なので、登り以上に慎重になりながら、下っていく。
この登山のためにいままで使ったことがなかったストックを日本にて調達してきたけれど、
これはあって正解だと思う。現地では木の棒しか手に入らない。

予定通り14時前に登山口に到着、客待ちをしていたミニバンに乗せてもらい、僕らだけですぐに出発。

公園管理所に行き、登頂証明書を発行してもらう。
賞状ほどの大きさで名前入り。自分への良いお土産だと思う。
そして公園ロッジ付属のリゾートレストランでバイキング形式の昼食。
体が疲れ果てていて、カロリーを欲しがっているのが分かる。


ロッジ付属のレストランでランチ

ここからサンダカンに向かう為、幹線道路まで降りて道路脇でバス待ち。
行きで来たバスと同じ会社、同じ時間帯を現地の知人に予約してもらったが、
なかかなか来ない。結局、1時間近く待って無事に乗車。
来たときの道で珍しく車酔いをしてしまったので心配したが、
キナバル公園からサンダカン方面は、はそれほどでもなかった(最初の1時間はそこそこ山道)。
5時間ほどでサンダカンに到着。後半の3時間は周りはずっとパーム畑。
サンダカンは幹線沿いの店とかがけっこうあって栄えているのに、
なぜかバスターミナルはとても暗くてしょぼい感じ。
夜に到着するとけっこう嫌かも。
ここから中心街へは車で5分くらい。 僕らは現地知人が待っていてくれて車で送ってもらった。


サンダカンへのバス